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英語学習のすゝめ

【現在完了形】絶対に間違わない使い方4つ|過去形との違いも

英語学習のすゝめ
Ichiko
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こんにちは!元英語講師のIchikoです!

現在完了形 (Present Perfect) って覚えていますか?そうです、中学校・高校で習った、have(has) + 過去分詞で表す、「継続・経験・完了」3つの用法があるよ〜と習ったアレです。

頭ではわかっていても、過去形との使い分けができないという人が多いのではないでしょうか。例えば、この2つには明確なニュアンスの違いがありますが、わかりますか?

I visited my grandmother three times this week. (過去形)
今週は3回祖母に会いに行ったわ。

I have visited my grandmother three times this week. (現在完了形)
今週は3回祖母に会いに行ったわ。

この記事を読むことで、この2つを明確に使い分けることができるようになります。今日はテストのための文法解説はちょっと横に置いておいて、実践を意識した現在完了形を、4つの場面に分けてわかりやすく説明します。

*本日のポイント*

「現在完了形」は
①過去と現在とを繋ぐもの
②過去の出来事が現在に何らかの影響を与えている
③「完了」していません!

①超最近の出来事

「さっき」だとか「たった今」など、現在も含まれるくらい超最近の事柄を言う際は現在完了形を使います。just(たった今、さっき), recently(最近) などの副詞が併用されることがよくあります。

  • He’s started a new job recently.   最近、彼新しい仕事を始めたんだよね。
    (つい最近の出来事)
  • I’ve just finished the chore.  ちょうど家事が終わったところだ。
    (たった今の出来事)

また、today (今日), this morning (今朝), this week (今週), this month (今月), this year (今年)など、現在」も含まれる時間軸の中では頻繁に現在完了形が使われます。冒頭の吹き出しです。

  • I’ve visited my grandmother three times this week.  今週は3回祖母に会いに行ったわ。
    (まだ週半ばであり、今週中にまだ会いに行く可能性がある)

ただし、話者が「今週」をすでに過去の話と捉えている場合(週末の日曜日の夜など)は過去形が使われるでしょう。

  • I visited my grandmother three times this week.  今週は3回祖母に会いに行ったわ。
    (今週の訪問は終了した)
Ichiko
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自分が「今週」を現在と捉えるか過去と捉えるか、によって現在完了形と過去形の使い分けが生じるわけです。

②現在に影響を及ぼしている過去の出来事

過去に起こった出来事が現在にも明らかに影響を与えている場合、現在完了形を使います。過去形と比較しながら例を見てみます。

  • I lost my keys.  鍵を無くした。(手元に戻ってきているかは不明)
    I’ve lost my keys.  鍵を無くした。(現在も手元になくて困っている
  • My kids made a mess in the living room.   子供たちがリビングをちらかした。
    (もう片付いている可能性)
    My kids have made a mess in the living room.  子供たちがリビングをちらかした。
    (まだ片付いていなくて汚いまま)
  • Someone broke the trash container outside my house.  誰かがうちの前のゴミコンテナを壊した。
    (現在は修理されているか直っているかは不明)
    Someone has broken the trash container outside my house. 誰かがうちの前のコミコンテナを壊した
    (まだ修理されていなくて困っている)
Ichiko
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「先週の土曜日に鍵を無くした」などと過去の日時を特定する場合は
I lost my keys last Saturday. と、必ず過去形にしなければなりません。日時・日付を表す副詞・副詞句と現在完了形は一緒に使えない!ここはポイントです・

③過去に始まり、まだ続いている状態

過去に始まって、現在も続いている状態には現在完了形を使います。こちらの用法でよく使われるのは、know, like, want などの状態を表す動詞for (〜年間、〜ヶ月など)since (〜以来)などの副詞がよく併用されます。

  • I‘ve wanted that car since last year.  去年からずっとあの車が欲しい。
    (去年欲しくなって、まだ欲しい状態)
  • Weve known each other for a while.   私たちは知り合って長い。
    (知り合ったのは過去。以来つきあいがある)
  • I have liked him for three years.  3年前から彼のことが好きだ。
    (3年前に好きになって、まだ好き♡)

行動を表す動作動詞(work, play, studyなど)を使う場合、現在完了進行形【have(has) + been + 進行形】が好まれます。

  • I have been working at this company for 10 years.   10年間この会社で働いている。

“I have worked at this company for 10 years.” も間違いではなく、「過去にこの会社で働き始め今もこの会社で働いている」様子を表していますが、なんとなく「でも先のことはわからないよ(辞めるかも?辞めないかも?)」という雰囲気を出します。意味に大きな違いはないですが、ニュアンスに微妙な違いが生まれるんですね。

Ichiko
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現在完了進行形:【have(has) + been + 進行形】は日常会話でもかなり頻繁に使われますので、今後の記事で詳しく説明したいと思います。

④過去の経験

これまでの人生の中での経験を語る際は現在完了形を使います。ここで1つ疑問が生じます。

過去の経験を語る時は過去形じゃダメなの?だって単純な過去のことなのに・・

Ichiko
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「〜したことがある」という経験を語る時は現在完了形!だって、生きている限りまた同じ経験をするかもしれないもの。経験はまだ終了していない出来事と言うことができるのです。また、同じ経験であっても、「いつ」を強調したいのなら過去形、「経験そのもの」を強調したいのなら現在完了形を使います。

こちらも過去形と比較をしながら考えてみます。

  • Did you go to Uruguay last year?  去年ウルグアイへ行きましたか?
    (過去の出来事。「去年」は既に終了している)
    Have you been to Uruguay?  ウルグアイへ行ったことはありますか?
    (経験を強調。今後も行く可能性がある)
  • I studied in America in 2020.  2020年にアメリカで勉強した。
    (過去の出来事。「2020年」を強調)
    I‘ve studied in America before.  以前にアメリカで勉強したことがある。
    (これまでの経験を強調)

経験を語る時、「いつ」は全く重要ではありません。明確な日時や西暦などを明らかにしてしまった時点で、それは「終了した出来事」になってしまい、現在との繋がりがなくなってしまうので過去形になります。

明確な日時を明らかにしない一方で、before (以前に), ever (これまでに), never (一度も〜ない), in my life (人生で), so far (今までで), up until now (今までで) など、ぼや〜っとした過去を表す副詞が併用されることが多いのもこの用法の特徴です。

  • Have you ever eaten a snake?  これまでで蛇を食べたことある?
  • He has never played that instrument in his life.  彼は人生で一度もその楽器を弾いたことがない。
  • I‘ve seen that celebrity twice so far.   今までで2回その有名人を見たことがある。

現在完了形でよく使われる単語や表現

Have you ever 〜?

経験について、「これまでに〜したことある?」と相手に質問する際に使われる絶対的な表現。とても便利です!

  • Have you ever been to Alaska?  アラスカに行ったことある?
  • Has he ever taught English somewhere?  彼ってどこかで英語を教えたことあるの?

I have never 〜.

同じく経験の用法より、「一度も◯◯したことないんだよね」と言う際に使う表現。大事なのは「今後の人生において経験する可能性がある」とニュアンスを含むということです

  • I have never seen pandas in my life.    人生で一度もパンダを見たことがない。
  • My mother has never driven a car so far.   母はこれまで一度も車を運転したことがない。

How long 〜?

過去に始まり現在も続いている出来事について、「どのくらいの期間行っているの?」とその期間を質問する際によく使うのがこちらの表現。答える時は ”Since 2020.” (2020年以来) や “For decades.” (何十年も)のように、since や for を使って答えます。

  • How long have you worked for this company?   どのくらいの期間この会社で働いているの?
    Since I was 25 years old.  25歳からずっとだよ。
  • How long have you used Apple products?   どれくらいの間Appleの製品を使っているの?
    For about 10 years.  10年くらいだよ。

Already もう、既に/ Yet まだしていない

締め切りや予定時刻まで終了していることを強調する際、have の後ろに already を挟むことがよくあります。

  • I‘ve already finished my homework.  既に宿題を終えた。
  • “Clean your room!” → “I’ve already done!”  「部屋の掃除をしなさい!」「もうやったよ!」

逆に、する予定のことや締め切りが迫っていることがまだ終わっていない場合に使われるのが yet 。疑問文、否定文で使われます。

  • Have you brushed your teeth yet?  歯磨きしたの?(早く磨きなさいよ)
  • She hasn’t got changed yet.   彼女はまだ着替えていない。

ちなみに過去形とは?|I studied English last night.

過去に起こった出来事や行動を単純に伝える際は過去形を使います。「昨日何をしたか」でも良いし「500年前の日本では何が起こったか」でもかまいません。とにかく、もう終わった出来事を単純に示すのが過去形です。

「いつ」に焦点が当てられるので、日時・時間帯を表す表現が併用される場合が多いのも特徴です。

  • She started a yoga practice in February.
    彼女は2月にヨガの練習を始めた。
  • Tokugawa Dynasty came into control in 1603.
    徳川幕府は1603年に政権を握った。
  • My mother went to see a doctor yesterday.
    母は昨日病院へ行った。

現在完了形まとめ

英語が上達してきてなんとなく会話ができるようになってきたら、細かな文法の違いは気にしなくなってしまいます。だって通じるから。ある人は「文法なんて気にしなくて良い!とにかく会話!伝われば問題なし!」と言いますが、私はそうは思いません。私たちが間違った文法を使っても会話が成立するのは、相手が理解する努力をしてくれているからからです。

私たち英語学習車がネイティブレベルで文法も発音も使いこなせるようになるには相当な時間がかかりますし、後天的に完璧なバイリンガルになるなんて不可能に近いかもしれません。しかし、深く追求し、努力し続けることは英語学習者にとってはいつまでも大切なことだと思っています。

ということで、このブログがこれまで「なんとなく」現在完了形と過去形を使い分けていた方のお役に立てれば幸いです。私もまだまだ学習者の身。一緒に頑張りましょうね!

 

Ichiko

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