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駐在妻ライフ

【駐在妻】専業主婦という現状を受け入れるまで|仕事が大好きだった私

駐在妻ライフ
Ichiko
Ichiko

お疲れ様です!ウルグアイ駐在妻のIchikoです。

アメリカの大学院を卒業し、英語を専門として日本でバリバリ働き忙しくも充実した毎日を送っていた私が、夫の海外赴任によりいきなり専業主婦になった現状と、現在の心情をお話します。

前提として、まだ子供はいません。私はスペイン語が話せませんし、就労が認められないビザを保有しているため、この国で働くことはできません。また、配偶者手当をいただいている関係でオンラインなどで収入を得ることもできません。

元々は夫と同僚でした。夫婦で退職し、それぞれ別の職場で働き始めましたが、私は常にしっかりとお金を稼ぎ、家計を支えてきましたし、自分のことは自分で行なってきました。仕事が大好き、人と接することが大好き。アメリカの大学院も出ていて、専門もあります。そんな私が「専業主婦」という現実を突きつけられた時の苦悩を、少しばかりシェアしたいと思います。

10年間日本で働いた後に海外で人生初の無職

私は1年間アメリカで交換留学をした関係で、5年かけて大学を卒業しました。卒業後はある法人の海外部で、東南アジアの拠点を担当しつつ、翻訳・通訳の卵としてトレーニングを積ませてもらいました。また、同時に付属の語学学校で英語講師も勤めました。

その後休職してアメリカの大学院へ。専門は比較教育で、日米の中等教育における教育システムの違いを研究しました。日本の教育発展に繋がるような大きな功績は残せませんでしたが、その後復職してからは、2年間の大学院生活で学んだことを大いに生かし、様々な部門で働きつつ、同時に翻訳・通訳業にも従事しました。

また、付属の語学学校では講師業と平行して様々な英語レッスンの企画立案に携わりました。対象は主に大学生〜社会人。フォニックス指導・TOEIC・TOEFLなどのテスト対策に加え、英語独学法の提案や、従来の型にはまらない様々なレッスンを展開するなど、学習者に「英語学習の楽しさを味わってもらう」をテーマに指導し、とてもやりがいを感じていましたし、誇りと自信を持って指導にあたっていました。

その後退職し、大手のこども英会話スクールに再就職。小学校英語指導者認定資格も取得し、次は子供の英語教育に革命を起こしたい!という新しい目標を立て大人から子供に視点を移し、こども英会話講師としてのキャリアを始動し始めました。

夫が海外赴任になったのはこども英会話講師としての新たなキャリアを始動して1年半経った頃でした。

海外で専業主婦になって直面した苦悩

あくまで、私は夫に強制的に連れられてきたのではなく、日本に残るか同行するかの選択肢を与えられた上で、自分で決断して夫について来て、専業主婦になりました。

大学を卒業してから約10年、人生初の「無職」です。最初は全く専業主婦になるという意味がわかっておらず、「やった、また海外に住めるんだ!」「毎日何して過ごそうかな〜」くらいにしか考えていませんでした。

そんな私の能天気さとは裏腹に、渡航後の1ヶ月は、人生最大の暗闇とも言えるような日々が待ち受けていました。駐在妻専業主婦になっていったい何がそんなに苦しかったのか?理由をあげてみたいと思います。

1. せっかく苦労して身につけた自分の専門を生かせない現実

いわゆる、【アイデンティティーロス】というやつでしょうか。上記の通り、私は苦労して勉強をして自分のキャリアを培ってきて、それなりに自負もありましたし、自信もありました。それまでは仕事でそれらを生かすことができていたし、生き甲斐でもありました。

翻訳・通訳には必ず顧客がいて、私の通訳で喜んでくれてまた名指しで私を指名してくれたり、英語講師としては常に生徒さんが目の前にいて、老若男女関わらず私の目の前で英語の楽しさを実感してくれるわけです。

自分の培った技術でしっかりお金を稼ぎ、努力することで人を喜ばすことができる。これほど最高なことはありません。しかし今は、「あの苦労はいったい何だったんだろう」と思ってしまうほど、それを生かす現場がないのです。働くことができないのはこれほど辛いことだったのか。私は本当に仕事が大好きだったんだと実感しています。

「英語講師」だった肩書きが、「◯◯さんの奥さん」に変わってしまいました。

2. 家以外にコミュニティがなく、孤立現状

日本にいた頃は仕事・地域・友達・親戚など、所属しているコミュニティーがたくさんあり、色々なタイプの人との繋がりがあって、それぞれのコミュニティーに順応した自分がいました。それだけに忙しく充実していたし、日々の生活の中で色々な人から多くのことを学んでいました。

関わる人が多い分、それだけに悩みや問題も多かったのですが、それも人生。楽しかったし、飽きることはなかったです。何より、自分が気兼ねなく所属できる場所、自分を必要としてくれる人が多く集まった各コミュニティーがとても居心地が良かったんですよね。

駐在妻になって私が所属しているコミュニティーは「家」一択です。それも家族は夫のみ。日本人コミュニティもないし、駐在妻さんも多くないので、新たなコミュニティーを構築していくことができません。

3. 社会との関係を絶たれ、夫以外に貢献できることがない

仕事をする上で何よりの魅力は、「人を喜んでもらえる」「人を救える」「人の役に立つ」ことだと思っています。お金を稼ぐことより何よりも、この3つが揃っていることが自分の中では生産性のある生き方だと思うし、常に他人に、そして社会に貢献したいと思って生きてきました。

しかし、今自分が他人のために行なっていることと言えば家事くらいです。対象は夫。もちろん、私が作った料理で夫が喜んでくれたらとても嬉しいですが、それは働いていてもできることであり、満足できていない自分がいます。「こんなに社会に人に貢献していない人生って良いのだろうか?」と、自己嫌悪に陥ってしまうのです。

4. 夫に対する劣等感、負い目を感じる毎日

夫と私はもともと同職で同僚、言語は違えど夫も同じような専門を持っています。日本で共働きをしていた時は同じくらい稼ぎ、お互いで家計を支えながら自分のことはできる限り自分で、というスタンスで、「協力」と「独自」が良いバランスを保っていました。

しかし、専業主婦になった今、収入がないのでお金については全て夫に頼らなければなりません。何か買いたい物や勉強したいこと、購読したいサブスクリプションがあっても、以前は自分で勝手に行えていましたが、全て夫に相談して了解を得ています。

夫は「俺だけの稼ぎじゃなくて、夫婦で稼いでると思ってるから」と言ってくれ、ある程度自由にお金を使わせてくれます(もちろん、むやみやたらに高い物を買ったりはしません)。しかし、自分が経済的に自立しておらず、全て夫に頼らなければならない現状に、かなりの負い目を感じています。以前のような対等な関係ではなくなってしまいました。

また、英語が通じないこの国での日常生活は、スペイン語が話せない私には非常に厳しいものがあります。各種手続きなど日常生活のほとんどに夫の助けを借りなければならず、以前は普通にできていたことがほぼ自分1人ではできなくなりました。プライドの高い私は、夫に対して劣等感を感じているのです。

駐在妻で専業主婦|現実を受け入れた今

自分は専業主婦なのだということを受け入れるまでにはけっこう時間がかかったように思います。しかし、私は、「夫に無理やり連れられて来たのではない。自分で納得して選択した道なんだ」と思うようにしています。というか、実際にそうです。

駐在妻になって約8ヶ月が経ちました。なんとなく毎日のルーティンが決まってきたし、将来を見据えた自分のやるべきこと、というのを確立できるようになってきました。

駐在妻の悩み:働けない!暇!異国で子なし専業主婦。私の時間の使い方
孤独な駐在妻Ichikoです。子供いナイ、働けナイ、現地語話せナイ、のナイナイづくしの私が平日の1日をどのように過ごしているのか、1日のルーティンを紹介したいと思います。いろいろとやり始めたら1日が24時間では足りないなって思うようになりました。

大学を卒業し就職してからの10年間、アメリカの大学院で留学していた期間も含めて、休むことなく突っ走ってきたように思います。10年経っていったん立ち止まり、あらためて将来を見据える機会を与えてもらったと思っています。その中で、仕事をしながらでは余裕がなくてできなかった様々な活動や勉強(このブログを含め)を始めることになり、帰ってからのキャリアに目標を定めることができるようになりました。

帰ってから生活する場所は都会ではなく、所謂、過疎化・少子化が問題となっている「田舎」です。海外経験がありグローバルな視点を持った人材というのは絶対に貴重であり、今までのキャリアとこの国での経験を、田舎の教育に、子供達に、大いに還元することができるのではないか、と考えています。

人に影響を与えられるような人材になりたい。そんな目標を掲げ、今は専業主婦という立場を自分磨き・スキルアップに最大限に利用しています。グローバルな人材になれるチャンスをもらったと思い、目標を定めてこの期間を有意義に過ごすことができれば、専業主婦である自分もを前向きに受け入れることができるのではないでしょうか。

Ichiko

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