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駐在妻ライフ

【駐在妻】30代専業主婦の自己投資|ぼっち駐妻でもできる9つのこと

駐在妻ライフ
Ichiko
Ichiko

お疲れ様です!ウルグアイ駐在妻のIchikoです。

海外で専業主婦になって自分自身と向き合う時間が増え、「自己投資」について考えるようになりました。きっかけは、新しいことを始めようかどうか迷ってウジウジしていた私に対して夫が言ってくれた一言。

夫くん
夫くん

もう少し自分自身の将来のためにお金と時間を使ってもいいんじゃない?

夫が背中を押してくれたおかげで、帰国した時を見据えて色々なことに挑戦できています。今日は、 駐在妻ができる自己投資って何だろう?について考えてみたいと思います。

「自己投資=お金をかける」だけではない

「自己投資」と聞くと、今のうちにお金をかけておいて将来リターンを得る、というイメージがありますよね。weblio辞書には次のように書いてあります。 

自己投資とは

自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練のために資本(資金)を投じること。自分への投資。あくまでも前向きな(多分に中長期的な)観点に基づき自分のために金を使うことである(weblio辞書より)

確かに、お金をかけないよりはかけるほうが良いのかもしれません。そもそもの「投資」は、今のうちに資金をつぎ込んで将来的に利益を得ることを目的としていますよね。

しかし私は「自己投資」はもう少し広い意味を持っているように思います。上記の定義にもあるように、自己投資をする目的は、自身の能力的・人格的な成長あるいは美的洗練。また、これに加えて、幸福度を上げること・精神的安定を持続させること・人生を充実させることが私の自己投資の目的です。

つまり、お金をかける・かけないに関わらず、将来広い意味で今よりもベターパーソンになるために費やす時間や努力は、全てが自己投資につながるはずだと思っています。それで言うと駐在妻が海外にいてもできそうな自己投資って無限にあるわけですが、ここでは9種類あげてみたいと思います。

現地の人と交流したりオンラインを通して人脈を形成する

この国に来てから数ヶ月後、ひょんなことからとても仲良くなった現地の友人がいます。彼女とはすぐに打ち解け親友になり、非常に仲良くしてもらっています。だいたい月に1回日帰り旅行に連れ出してくれたり、定期的に連絡をくれてたわいもない会話をしたりと、彼女との出会いがこの国での生活をより充実したものにしてくれています。

思い出は一生残りますよね。彼女がいなければ知ることもなかったこの国の歴史や、彼女の同行がなければ行くこともなかったであろう場所が沢山あります。彼女には心から感謝しているし、彼女の生き方から多くのことを学んでいます。

また、最近、ClubhouseやTwitterのスペースなるものが世の中に出始めましたね。あまり使っていないのですが、帰国後に住む地域の人たちとの交流の場として活用しています。夫の駐在終了後に戻る場所は都会ではなく田舎。人間同士の関わり合いがけっこう大事な地域です。私たち夫婦は、帰国後は色々な形で地域の発展に貢献したいと考えているので、地域の人たちと繋がることはとても大事だし、その繋がりが帰国後の生活に良い影響を与えてくれたら良いな、と思っています。

また、Twitterやブログ、各種ウェブサイトなどを通して積極的に人と交流し、影響を受けたり、帰国後の仕事に結びついたり、自分のメンターを見つけたり、物事に対する新たな視点を得たりすることもあると思います。もちろん、知らない人と積極的に関わるのは怖くて勇気のいることだし、良い方なのかそうじゃないのかを見極めるのも非常に大事なことです。しかし、新たな人脈を形成することは自分の成長につながり、人生を豊にしてくれると思います。

家族や日本の友達との関係を積極的に維持する

海外に長く住むと、日本の家族や友達との関係が希薄になりつつあるのは私だけでしょうか。特に時差のある地域に住んでいる方は自分から連絡をとるのが億劫になってしまったり、都合の良い時間帯が合わなかったりしてもどかしい思いをしているかもしれません。

私もその1人で、日本とちょうど12時間の時差があるので、こちらの午前の時間帯を逃してしまうと日本は真夜中になってしまうし、逆にこちらが夕食を食べ終わって落ち着いた時間帯は日本では忙しい日常が始まり出します。時差があるとなかなか日本と連絡を取り合うのが難しいです。

しかし、日本の家族や友達は、駐在が終わって帰国してから一生付き合って行く(かもしれない)存在ですよね。もちろん、繋がりが深ければ少し連絡を連絡をしないくらいで関係が崩れることはないかもしれません。しかし、定期的に近況を知らせることで相手も安心するし、私も話すことでストレスが解消されたり、相手の話を聞くことで気持ちが落ち着いたりします。物理的な距離が埋められていくような気分になるんですね。

父の日・母の日や親兄弟の誕生日、親戚の出産祝いや入学祝い。全てを網羅するのはもちろん無理ですが、なるべく気にかけて送るようにしてるし、SNSなどを通して友人ともできるだけ連絡を取り合うようにしています。1人ぼっちの日常で精神的安定を保つためにとても効果があるし、日本に戻ってからの関係性にも大きく影響すると思います。

健康維持のために運動をする

海外で専業主婦となると、本当に動きません。夫を送り出すまではバタバタするものの、朝の家事が終わったら待ち受けているのは静寂。パソコンの前に座り、ブログを書いたり勉強をしたりする1日が始まります。はい動きません。しかし、これではどう考えても不健康だと思い、意識してウォーキングと筋トレをするようにしています。

朝のウォーキングで1日が変わる。海外で専業主婦、私のルーティン|いちこ|人に喜んでもらえる人生を生きる人
私の人生っていったい何なんだろう。私の存在って誰の役に立っているんだろう。 夫の海外赴任についてきて、人生で始めて「無職」になり、虚無感と孤独感と戦いながらもがいていた。社会との繋がりを絶たれ、貢献できるものが何もない生活。全く人の役に立っていない生活になかなか馴染めず、自己嫌悪と戦いながら悶々としていた。 【駐在妻】...

30代にもなるとふとした時に本当に体の衰えを感じます。日本で働いていた時に比べて疲れやすくなったようにも感じるし、動かない毎日なので太ってきてしまったりもします。将来少しでも健康でいるために、また、ストレスを軽減し病気のリスクを下げるためにも、運動はとても大事な自己投資だと思います。

私は外を歩くだけですが、周りにはジムに通っている人もいるし、空手やヨガ、ピラティスなどを習っている人もいます。また、運動とは少し違いますが、健康維持の観点から夫婦でサプリメントを服用したりもしています。

勉強をする・資格をとる

駐在期間は勉強には絶好のチャンスだと思います。しかし、とにかくガムシャラに勉強するというよりは、自分の本当にやりたいことだったり、帰国後の生活を見据えて何が必要かを考えながらすることが大事だと思います。

「自己投資 おすすめ」とかで検索すると、プログラミングとか、資産運用とか、英語とか、とにかくいろんな勉強や資格をすすめるブログが出てきますよね。読むと新しい発見があるし、納得することも多いのは確かです。しかし、あくまで全て個人の価値観。必要な勉強や没頭できることって人によって全然違うと思うので、自分が本当に楽しいと思えたり、将来の役に立てたいと思える何かを始めたら良いと思います。

私に関して言えば、元英語講師で、これからも英語を使って人生を歩んでいきたいと思っているので、オンラインでチューターについてもらいながら、英検1級・ケンブリッジ英検C1/C2などを視野にいれた勉強をしています。また、通信講座で小学校英語指導者認定資格(J-shine)を修了し、現在はTESOL資格(英語を母語としない人たちに英語を教えるための教授法)を学んでいます。あと、お金のことをしっかりと知りたいと思い、FP資格の勉強を検討しているのと、アフィリエイトなど様々な副業の方法を模索したりもしています。

大事なことは、楽しむこと!人が勧めるからと言って楽しくない勉強をしても続かないし、毎日が充実しないですよね。

ユーキャンなどの副業サイトを覗くだけで面白いですよ。ちなみに私の知り合いは、バーベキュー検定の上級インストラクターの資格を持っています。肉をうまくやけるそうです。また、仲良しの駐在妻さんで、子育てに関する資格を持っていて、オンラインで講座を開いたりブログで発信して活躍している方もいます。好きなことで資格をとれるって素晴らしいことですよね!

通信教育講座なら生涯学習のユーキャン
生涯学習のユーキャンは、「学ぶよろこびをあなたに」をモットーに、役立つ資格から、趣味、実用講座などさまざまな通信教育をご紹介しています。

目的を持った読書

私は読書が好きで、中でも小説をよく読みます。話の中に自分が引き込まれていき、その瞬間だけ別世界を生きているようなあの感覚が大好き。好きな作者の作品をとことん読み、そこから派生させて新しい分野を開拓したりするのも大好きです。

それに加え、最近「目的を持った読書」を始めました。ウェブライティングの本や洋書を読んでいます。前者はこのブログ記事を少しでも読者フレンドリーにするため。ウェブライティングの知識ゼロの状態で始めたので、読みにくい点、改善できる点が沢山あると思っています。将来的にもっともっとブログを発展させるために、少しでも力をつけておこうという魂胆です。

洋書は今後受けるであろう英語のテストのため。もちろん内容も楽しんではいますが、どちらかと言うとリーディングに慣れるためにトレーニング感覚で読んでいます。

もし何か興味のあることがあったり将来に向けて養いたい技術があり、ネットで得られる知識に限界を感じているなら、本を読んでみるのはいかがでしょう。Amazon Unlimitedにも良い本がうじゃうじゃ潜んでいます。どんな些細なことでも、本から学んだ知識はいつまでも役に立つと思っています。

時短家電・便利家電を買う

1年や2年で帰国が決まっているならなかなか買うのは難しいかもしれませんが、もし長くいることが決まっているならぜひ試してみたい時短家電・便利家電。使いこなして家事に使うエネルギーと時間を最低限にすることで、最大限の自由時間と精神的余裕を手に入れる。素晴らしい考え方だな〜と思います。

先日友達と話をしていると、こんなことを言っていました。

家事を最低限にすることで時間を生み出すことができて、子供との時間を取れたりして幸せが増えるっていう発想、とても大事だと思ったんだ。

彼女は勝間和代さんの「超ロジカル家事」という本を読んで感銘を受けたそうで、さっそくスチームオーブンレンジの時短料理のレシピをチェックしたり、Evernoteに献立をストックして材料で検索できるようにし、夕食の献立に悩んだり検索したりする時間を節約している、と言っていました。

これまで家事に割いていた時間が空くことによって、自分の趣味やスキルアップに使う時間をキープできたり、子供や家族と過ごす時間を長く持つことができます。さらに、睡眠時間が増えて体調管理もしやすくなったり、精神的な余裕を保つことにもつながりますよね。時短家電=自己投資という方程式は理にかなっていると思います。

Ichiko
Ichiko

それにしても、勝間和代さんによると、毎日の家事の半分はやらなくても良いことや便利家電で超効率化できることだそう。半分も!衝撃でした。

料理の研究

野菜や肉はその種類によって最適な加熱温度があり、最適な温度で調理することによって旨味と栄養が増し、食感もよくなるそうです。なるほど・・・私とりあえず100℃に沸騰したお湯にぶち込んでましたね・・・。反省。さらに、じっくりと低温調理をすれば、野菜や肉の旨味が出るので、砂糖やみりんを使う必要はないそう・・・もう目から鱗です。

このようなことも、先ほどの勝間和代さんの「超ロジカル家事」を読むまでは知らなかったし、仕事の忙しさに翻弄されていた頃は興味もなかったし知ろうともしなかった情報です。ちなみに彼女のお宅にはヘルシオが二台あるそう。さすがロジカル家事、超時短家電の1つですね。

駐在妻になって時間ができ、料理について少しずつですが知識を深めています。特に私はもともと料理が苦手で、味付けの論理(酒って何のために入れるの?料理のさしすせそって?)もほとんどわかっていなかったので、料理に時間をかけられる今の時期を利用して勉強しています。

もちろん料理は妻がするものと決まっているわけではないですが、うちは夫がほとんど料理をしないため、この先ずっと主に私が台所に立つと思います。さらに、私たちは帰国後は義両親と敷地内同居のため義母と一緒に料理をすることも多いでしょうし、本家のため親族が集まることもよくあります。

そういう特殊な事情もあり、料理の研究やレパートリーを増やすことは一生の財産になると思っています。

(とは言うものの、元々家事全般が苦手で料理も得意ではないため、独学には限界があります。包丁の研ぎ方や魚の捌き方も独学でやりたいんですが、なかなか重い腰が上がらず・・・。)

旅をする・住んでいる地域について知る

私はウルグアイという日本から1番遠いと言われている国に住んでいます。飛行機でヨーロッパ経由で順調に来て35時間。駐在期間が終わって帰国したらそう簡単に来ることはできません。この貴重な期間を利用して、少しでも多くのところへ足を運び、ウルグアイという国について知ろうと思っています。

この国に住むまではウルグアイについては何も知らなかったし、知ろうと思ったこともありませんでした。しかし、色々な場所へ足を運ぶ中で、スペインとポルトガルによる激しい統治争いがあったこと・その中で民族浄化の悲しい歴史があったこと・まだ交通網も発達しきる以前の時代に多くの日本人が船で移住したことなどを知りました。

ネットで様々な情報が蔓延るこの時代、現地で直接体験して得る情報は本当に貴重だし、大事にしたいと思い、ブログで発信しています。後々の貴重な財産になると思っています。

また、ベターな意見ではありますが、旅は絶対に人を成長させると思っています。自分で調べて予算と相談して計画を立て、時には英語や現地語のサイトを読み込んで情報を得る、という一連の準備段階で、「調べる力」が身につきますよね。そして現地に降り立って全く違う文化・価値観に触れる中で自分自身の視野を広げてくれるのが旅だと思っています。

現在(2021年2月)はまだまだコロナが収束する気配がなく、旅行を計画するのは難しいかもしれませんが、状況がよくなれば夫と南米を旅行するつもりです。

ボランティアに参加する

私の知り合いの駐在妻さんの中には、オンラインで駐妻向けサイトの運営ボランティアをしていたり、ある現地企業のインターンをしている方がいます。人の役に立つことができる、自分の努力を必要としている人たちがいるというのは、所属コミュニティを失ったぼっち駐妻(←私っす)にとっては大きな大きな励みになります。何より、どちらもとても良い経験になりますよね。この経験が将来どのように生きてくるかはわかりませんが、自分を成長させることは間違いないと思います。

私は週に1回、近くの語学学校で日本語の講師をしています。正確に言うとボランティアではなく報酬が出ているのですが、立場上収入があってはいけないので、私のスペイン語レッスンの受講料と相殺してもらっています。もともとは英語講師で、言語を教えることは大好きですが、日本語を教えるのは初めての経験。元日本語講師の夫の指示を仰ぎながら、まずは日本語という母国語と生まれて初めて意識して向き合っています。生徒さんとの日本語・英語・スペイン語が混じり合った交流も含め、自分にとっては大きな大きな経験になっています。

オンラインで検索すると様々なボランティアを募集しています。何か自分が楽しめるボランティアに携わることが自分のスキルアップに繋がる可能性は大いにありますし、何よりも駐妻生活が充実し、虚無感がなくなる→精神的安定に繋がります。

30代駐在妻の自己投資まとめ

Twitterで仲良くなった駐妻さんの中には、子供のインターナショナルスクールで保護者会のスタッフをしたり、Youtubeを始めて独学で動画編集やウェブアナリティクス を学んだり、オンラインでボランティアをしたり、ラジオ配信をしたり、と本当に色々な活動をしてる方がいます。全てこの生活や今後の人生を充実させる大きな大きな自己投資だと思います。

その他にも、美容に興味のある方は色々なスキンケア用品を試して発信したり、体作りに興味のある方はジムに通ってトレーナーについてもらったり、コーチングに興味のある方はオンライン講座を受講したり・・・etc と、とにかく私たち駐在妻ができることは無限にあります。自分が興味のあること・心から楽しいと思えることを何か1つ始められたら良いですよね!

30代にもなると、子供や夫のことなど、自分以外を優先してしまうことが多いかもしれません。しかし、自分と向き合い、自分の人生・自分の幸せをしっかり考えて過ごすこともすごく大切なことだと思います。結局はそれが周りの幸せに繋がっていくと感じている今日のこの頃です。

Ichiko

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