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英語学習のすゝめ

英語学習者は必見| English Journal の魅力と使い方

英語学習のすゝめ
Ichiko
Ichiko

お疲れ様です!元英語講師のIchikoです。

本日は、私が愛して止まない、そして英語学習者には絶対におすすめしたい雑誌、English Journalの魅力と活用法をたっぷりとご紹介したいと思います。

English Journal(イングリッシュジャーナル)とはアルクが出している英語学習者用の月刊雑誌。音源付きで定価1,540円ですが、なんとAmazon Unlimitedで1ヶ月前からのバックナンバー電子版を読むことができ、音声も無料でダウンロードすることができます。

「著名人のインタビューや、すぐに役立つ特集、世界のニュース、ネイティブのトークなど、バラエティー豊かな英語が収録されており、楽しみながらオールラウンドな英語力を身に付けることができる学習情報誌です。」
(アルクHPより)

https://www.alc.co.jp/ej/

私も大学の頃からイングリッシュジャーナルを愛用し、シャドーイングをしたり有名人のスピーチを真似たりと、英語学習に大いに活用してきました。今も、毎月ではありませんが定期的に購入して、毎朝リスニング&シャドーイングをしながらウォーキングをしています。

私が思うEnglish Journalの魅力、活用の仕方をご紹介しますので、まだ読んだことのない方はぜひ一度試してみてください!

English Journal 概要

https://ec.alc.co.jp/lp/product/ej/ より

  • 全国の書店で買える(CD付き:税込1,540円)
  • アルクショップからも購入可能(アルクショップはこちら)
  • 定期購読もできる
  • 電子書籍あり
  • Kindle Unlimited で1ヶ月前までのバックナンバー読み放題(音声付き)
  • Apple Storeでも購読可能(アプリあり)

私は現在海外に住んでいて書店では買えないため、Kindle Unlimitedで読んでいます。音声も同時にダウンロードできるのでとっても便利です。

気になる内容について、2020年6月号をもとにご紹介します!

内容1:有名人のインタビューやスピーチ

毎月、有名人やタイムリーに話題になっていることに関するインタビューやスピーチが2本収録されています。例えば、2020年6月号1本めのインタビューはヒラリー・クリントン。今年の大統領選挙に合わせて、彼女の足跡をたどるドキュメンタリー『ヒラリー』が制作されたことから、制作発表時の記者会見を聴く(読む)ことができます。

内容2:毎月違う特集

毎月特集が組まれ、多義的な分野に渡って英語を学習できるようになっています。例えば、2020年6月号の特集は「ビジネス英語」。ビジネス英語の特徴や話し方のアドバイスに加え、会議や初対面の際の言い回しなどが細かく説明されており、さらにビジネスでよく使われる単語・表現集が例文・音声付きで収録されています。特集は月によって違うので、自分が興味があることの特集が組まれている月に購入する、というのも良いですね。過去にはTOEIC表現集、発音強化、冠詞理解、ポッドキャスト活用法、世界の英語など、毎月全く違う方面からの特集が組まれており、とても興味深いです。

内容3:特別企画

特集と同じく、毎月特別企画が収録されています。例えば、2020年6月号の特別企画は、日本発の大人気ゲーム『ファイナルファンタジーXIV』のローカライズ(地域化、言語対応)の担当者に、世界同時発売を可能にするために必要な技術や英語版作成における裏話、仕事へのこだわりなどをインタビューしています。ローカライズ=ただの翻訳ではありません。それぞれの言語圏の文化や国の特徴を考慮した仕事術に、ただただ感銘を受ける内容でした。特別企画も毎月違い、その時に話題になっている事柄が取り上げられています。

内容4:Remarkable Japan 日本人の知らない意外なニッポン

様々な日本文化を、まだ知らない外国人に説明しているRemarkable Japan。毎月比較的やさしめの英語で話されているため非常に聞き取りやすいです。私たち日本人がごく普通に享受している文化・事柄を外国人に向けて懇切丁寧に英語で説明。「ああ、これって世界では常識ではなかったんだ」ということに気付かされると同時に、自分が海外の方に日本という国を説明する際に非常に役に立つコンテンツです。ちなみに2020年6月号の内容は日本で国際結婚をするための手続きと日本の結婚式について。過去にTokyo Weekender(Web版)に掲載された記事を再編集してあります。

内容5:World News

タイムリーな世界のニュースリポートを3本収録。2020年6月は、新型コロナウィルスの猛威・EU離脱の日を迎えたイギリス・元NBAプレイヤー、コービー・ブライアントの墜落死の3本。イギリスとアメリカのニュースが混ざっており、双方の英語発音で聴くことができるのと同時に、ニュースは英語が非常に速いので、良いリスニングトレーニングにつながります。

その他の内容

内容を全て詳しく紹介すると非常に長くなってしまうので割愛しますが、それ以外にも非常に興味深いコンテンツが満載です。英語で学ぶ身近な医学であったり、季節の話題についてパーソナリティがゲストと対談するQuick Chat、ある「モノ」が英語で自己紹介し、音声を聴いて誰がしゃべっているのかを当てる Mystery Speakers(毎月抽選で景品あり)など、内容も英語も多義に渡る様々なコンテンツが収録されています。

学習者にとって有益なポイント5選

1. 生きた英語と学習者のための英語、両方を堪能できる

例えば、インタビューやニュース、対談などは、日常のものをそのまま収録しているので、作られたものではなく、スクリプトを読んでいるわけでもない生きた英語なわけです。話すスピードも使う単語や表現もネイティブの日常会話そのままであり、教科書には載っていない生の英語をそのまま学ぶことができます。また、単語と例文・モデルリーディングなど、ボキャビルやリーディング・リスニングに特化したコンテンツも満載。つまり、「生きた英語」と「学習用の英語」両方に触れることができ、自分のレベルに合わせて学習することができるのです。

2. 英日対訳、重要単語には解説つき

インタビューなどのリスニングマテリアルには全てにスクリプトがついており、しかも英日対訳になっています。さらに、重要表現や重要人物には解説がついているので非常にわかりやすく、多くの表現や単語、言い回しを学ぶことができます。

English Journal 2020年6月号 ヒラリー・クリントン

English Journal 2020年6月号 ヒラリー・クリントン

3. 中身が深く、英語以前に単純に勉強になる

例えば、2020年6月号の特別企画は、前月号に続き「ファイナルファンタジーXIV」の翻訳班、ローカライズ担当者へのインタビューを掲載。私は個人的に、日本のゲームはまず日本版が発売されてから各国言語に翻訳され、海外では遅れて発売されると思っていましたが、日本版と英語版、同時発売のために平行して進めていくそう。しかも、一字一句全てを翻訳するだけでなく、英語にすると違和感があるところは会話の順番を入れ替えたり、日本文化に特化した表現(「ワッショイ」という掛け声や「神輿」など、お祭りに関するワード等)は敢えて翻訳せずにそのまま残すとのこと。プレイヤーが自分でインターネットなどで調べ、より深く日本文化を深く享受することを見据えているとか。ゲームのローカライズ、奥が深くて面白いです。

別の号では、アンチエイジングについての記事で専門家が「人は必ずしも1日3食は必要ない」「食べる回数を減らすことが老化を抑えてくれる」と言っていて、これは「いや、無理だろ」と思いながら聞き流しました。笑

4. 世界の英語を堪能できる

English Journalで学べるのはアメリカ英語・イギリス英語だけではありません。収録されているインタビューやスピーチは必ずしも英語圏出身者とは限らず、非英語圏(または、英語を公用語としている国)の人が話す英語も聴くことができます。例えば、ここ数ヶ月掲載されている「英語で学ぶ身近な医学」というレクチャーでは、講師はフー・ユィーング氏という女性の医師で、シンガポール出身。特徴的ですが、すごくわかりやすく綺麗な発音をされます。彼女のレクチャーはすごくわかりやすく、ここ最近の私のお気に入りの1つです。

また、元JICA理事長で国連難民高等弁務官も勤められた世界が誇る日本人、緒方貞子氏も特集を組まれたことがあります。彼女の話す英語は本当に綺麗で引き込まれます。

5. 旬に応じた内容

例えば、FIFAワールドカップが開催された月には「英語で楽しむサッカー」という特集で、サッカー観戦に必要な英語を紹介。また、G20大阪サミットが開催された月には、サミットの概要と世界の諸問題や時事問題を語るのに必要な英語フレーズを、海外ジャーナリストの説明を元に学習。このように、その時に話題になっている事柄を、深く掘り下げて英語で学ぶことができること、これも大きな魅力の1つです。

English Journalの活用法!どこから初めてもOK

“Before Listening” と “After Listening” を活用する

  1. 学習したいコーナーを選ぶ
  2. Before Listening をしっかりと読む
  3. スクリプトを見ずに音声を聴く
  4. After Listeningでクイズ&練習

各コンテンツの前後に、”Before Listening” と “After Listening” というページがついています。まずはこれを活用してみましょう!

Before Listening

音声を聴いたりスクリプトを読む前に、背景知識を読んで内容のポイントを確認するページ。難易度、話し方の特徴(ゆっくりなのか早口なのか)、内容の背景、内容理解のためのキーワードなどが盛り込まれているので、事前に読んで背景知識を入れておくと、理解度がグンと上がります。

After Listening

スクリプトを見ずに音声を聴き、理解度をチェックするためにAfter Listeningにチャレンジしてみましょう。T/Fで答えるクイズ、ディクテーション、シャドーイング、お役立ち表現の確認などができるようになっており、自分のリスニング力を測り、復習ができるセクションです。

リスニング強化:とにかく聴きまくり、耳を鍛える

  1. 学習したいコーナーを選ぶ
  2. 何度も聴きまくる
  3. シャドーイング1(スクリプトなし)
  4. シャドーイング2(スクリプトを見ながら)

音声を全体的にただ聴き流すのではなく、同じコンテンツを意識しながら何度も聴きまくり、聞き取れる箇所を増やしていきます。そう、耳を鍛える活用法。

単純かもしれませんが、同じリスニングを繰り返すことで、内容やスピード、英語の特徴(英語の種類、抑揚、イントネーションなど)にだんだんと耳が慣れてくるのが実感できます。まずは何も見ずにシャドーイング。言えなくてもロストしてもとにかく食らいついて行く。次にスクリプトを見ながらシャドーイング。内容理解は横に置いておいて、とにかく音と文字を一致させ、スピードに食らいついて行くことに尽力します。

スピーキング強化:音声を聴きながら音読

  1. 学習したいコーナーを選ぶ
  2. スクリプトを見ながらシャドーイング
  3. オーバーラッピングでリズムを身に着ける
  4. リピーティング:忠実な再生を意識(文章やパラグラフごとに音声を止めながら)
  5. 音読及びレシテーション(暗記)

口の筋肉をほぐし、発音・イントネーション・間の取り方・リズムなどを身に着けるためには、音読は必須です。音読にもいろいろな方法がありますが、私が大学の頃からやってきた練習法、そして英語教育を専門にしてから学んだ音読法を上に明記しました。

普段使わない口の筋肉を存分に活用し、顎が痛くなるまで練習し続けることに意味があります。音声なしで忠実な再生ができるようになることを目標にすると良いでしょう。キーは「なりきること」。ジェスチャーなどをつけて、自分が本当に記者会見やインタビュー、ラジオ収録の現場にいることを想像して練習しましょう。

精読:リーディング強化、ボキャブラリービルディング

  1. 学習したいコンテンツを選ぶ
  2. まずは辞書や表現の解説、日本語訳を見ずに読み切る(理解度の確認)
  3. もう一度最初に戻り、わからない単語をかたっぱしから調べながら読む
  4. (上級者)音声をパラグラフごとに止め、サイトトランスレーション

音声は横に置いておき、内容理解に没頭しましょう。精読が完了した上級者はサイトトランスレーションに挑戦。
(※:サイトトランスレーションとはいわゆる逐次通訳のトレーニングで、聴く→訳す→聴く→訳すをひたすら繰り返す、とてもハードな練習です)

大事なのは重要な単語だけではありません。普段の会話でネイティブがごく普通に使っている、しかし参考書には載っていない表現。イングリッシュジャーナルはこのような表現の宝庫です。

まずはお気に入りの一冊を手元に置こう

最新号でもバックナンバーでもかまいません。表紙や概要から内容を吟味し、お気に入りの一冊を手に入れてみましょう!月刊誌ですが、毎月購入する必要は全くなく、一冊ずつ時間をかけて丁寧に読み込んで行くことのほうが大事だと私は思います。

英語にはいろんな学習の仕方があると思います。どのくらいのレベルにいるのか、何を目指しているのか、は人それぞれであり、「皆がこれをしているから私もこれをしなきゃ!」と思う必要は全くないと思うのです。まずはゆるいところからスタートしたいという方、がっつり学びたい方、どちらの需要も満たしてくれるのがこのイングリッシュジャーナルだと思っています。

元英語講師がすすめる雑誌、ぜひ一度試してみてください。

Ichiko

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