お疲れ様です!ウルグアイ駐在妻のIchikoです!
ウルグアイからメキシコへ約1週間の旅行へ出かけました。その際往復で利用したのがパナマの航空会社、コパ航空。日本には就航していないのでなかなか馴染みがないかもしれませんが、今後南米を旅行する予定の方に少しでも参考にしていただきたいと思い、リポートしたいと思います。
ユナイテッド航空との結びつきが強く、機体やメインカラー、ロゴまでもユナイテッドに瓜二つなコパ。北米・中米・南米を運行しており、特に中南米旅行ではメジャーとなる航空会社です。
スターアライアンスに加盟しているので、ANAマイルもしっかり溜まりますよ♪
今回の旅行の行程
ウルグアイの首都モンテビデオから、パナマを経由してメキシコシティへ。往路、復路ともにパナマ経由でした。参考までに往路の行程は以下の通りです。
モンテビデオ(5:13) → パナマ(10:51) 【7時間38分】
乗り継ぎ時間 44分
パナマ(11:35) → メキシコシティ(15:23) 【3時間48分】
パナマのトクメン空港で乗り継ぎます。コパ航空の本拠地であり、中南米中の飛行機が行き交うハブ空港。中米では乗降客が最も多い空港と言われています。
乗り継ぎ時間が45分くらいしかありませんでしたが、空港はそんなに大きくなく、コネクションがとてもスムーズ。当然荷物を一旦取り出す必要もなく、全く問題ありませんでした。
搭乗までの様子
ほぼ満席ではあったものの、搭乗ゲートはかなりスムーズに進行しました。後ろの席から5列ずつ区切って案内があるので、しっかりとアナウンスに耳を傾けておいてください。
5列ずつという少ないグループ毎の移動で、乗客もしっかりと順番を守っており、搭乗ゲートだけではなく、搭乗後の飛行機の通路も進行はかなりスムーズでした。
降りる際も同様に、前から5列ずつのアナウンス。自分の座席がアナウンスされるまでしっかりと着席したまま待ち、割り込みなども全くないままに降機。CAさんの指示も的確で、とても快適でした。
ごった返す入国審査
余談ではありますが、2021年7月現在、コロナ禍でも特に厳しいチェックや隔離なしで入国できるメキシコ、観光客で溢れかえっていました。もちろんマスク着用は義務化されていますが、PCR検査の陰性証明なども必要ないため、この中に陽性者がいないとは言い切れない状況・・・。私たち夫婦はワクチン接種済みでしたが、罹患しないとは言い切れないため、かなりビクビクしながら並びました。
同じ中南米やアメリカからの旅行者が多かったですが、やはり皆さんよく喋りますよね。マスクはしていましたが、とにかく少しでも距離を取ることを心がけました。
頻繁に消毒する、荷物などを駆使して前後の距離を保つ、マスクを二重にする、よく喋る一行には近づかないなど、個人でできる対策を徹底する必要があります。
イミグレはとにかく時間がかかりますので、人と待ち合わせる場合は数時間先の時間を指定しておくことをお勧めします。列はほとんど管理されておらず、途中から国内パスポート・国外パスポートもぐちゃぐちゃになってしまったり、長蛇の列ができているにも関わらず、入国管理官がいきなり席を外して帰ってこなかったりと、日本の秩序との違いをまざまざと見せつけられました。
機内の様子
座席・エンターテイメント
往路では席にスクリーンがついておらず、事前に自分のスマホ・タブレット等にコパ航空のアプリをインストールし、機内Wifiを使って自分の端末でエンターテイメント等にアクセスする、という仕組みになっていました。
スクリーンレスは特にコロナ禍の昨今では増えてきているということですが私は初めての経験!画面を触らなくて良いのは快適です。
もちろん最新のドラマ・映画が揃っていましたが、日本語字幕・吹き替えは当然ありません。英語・スペイン語・ポルトガル語の三言語が主流となっています。
USBポートもありますので、充電可能です。イヤホンは配布されませんので、忘れずに持参してください。
機内食
2021年7月現在、エコノミークラスの機内食は軽食のサンドイッチ・スナックとドリンクのみの提供となっています。往復で計6回、同じスナックボックスに入った同じような軽食が提供され、さすがに飽きてしまいました。
コロナ禍の現在では機内食の楽しみは期待できませんので、もし毎回同じサンドイッチを食べたくないという方は自分で何か持ち込むと良いでしょう。
空調など寒さ・暑さ対策
今回は南米を南半球から北半球へ移動しましたので、真冬から真夏への服装対策が必要でした。機内の空調は暑すぎるとも寒すぎるともなかったですが、私は基本的に寒がりなので、ユニクロのウルトラライトダウンを機内へ持参し、着たり脱いだりを繰り返していました。
エコノミークラスは基本的にブランケットは貸してもらえないので、すぐに羽織ったりしまったりできるような、パーカーなどを持ち込むことをお勧めします。
コパ航空まとめ
全体的に悪くはないフライトでした。しかし、現在中南米で最も観光しやすくなっているメキシコ行きはほぼ満席で、搭乗手続き・イミグレーションにかなりの時間がかかります。時間に余裕を持って行動することをお勧めします。
また、南米旅行にはロストバゲージはつきものです。今回は問題ありませんでしたが、機内持ち込み手荷物に1泊分の下着や軽い洗面具などを仕込ませておくと安心です。
以上、ざっくりとコパ航空の要点をまとめました。感染対策だけはしっかりして、素敵な旅を楽しんでください♪